『津久井やまゆり園事件を考える』
1.26神奈川集会
お陰様で本日定員に達したため、これ以降の申込受付をしな切ります。 なお、夕方の16:30以降に県庁要請行動を行い代表団がアピール文を提出します。
こちらに是非応援にお越しください。(2017年1月23日) |
◆カンパのお願い!◆
神奈川集会は、手弁当で開催しています。資料印刷代、情報保障、会場関係費などで、どうしても経費が発生しています。当日は会場にてカンパ箱設置やカンパ袋を回す予定です。また、振込でのカンパも募集しております。以下の口座で受け付けております。何とぞ、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。
横浜銀行 愛甲石田支店 店番:655 口座番号:1382625
特定非営利活動法人 神奈川県障害者自立生活支援センター 理事長 鈴木治郎
(2017年1月23日) |
◆はじめに◆
障害のある人19名が亡くなった津久井やまゆり園の事件から6ヶ月が経ちました。この事件からは、障害のある人たちが社会で生きていく上での様々な現実と課題をあぶり出されることとなりました。
元職員が抱いた「障害者なんていなくなればいい」という優生思想、措置入院という取扱いに内在する問題、事件後に警察が実名を公表しなかったこと、本人不在の建て替えなど、それぞれが大きな課題として存在しています。元職員が誤った考えを抱くにいたった背景には、入所者が地域で暮らし続けることができず、家族も疲弊し、入所施設に入らざるを得なかった現実があり、入所後も特に重い障害のある人たちについては、入所施設から出て地域で暮らせるように取り組むことができていないことがあるのではないでしょうか。
入所施設が社会から切り捨てられた人たちの隔離収容の場所になってしまうことのないように、入所施設が地域で生きていくことの困難さを解決し、地域で暮らせるよう支援していく役割を果たし、グループホームや介護派遣等、地域にある事業所が障害の重い人たちを地域で支えることのできる道を考えていかなければならないのではないでしょうか。この事件を忘れることなく、この事件が投げかけている様々な課題に向き合い、日々の取り組みに生かしていくことを願い、追悼集会を開催したいと思います。
◆日程◆
- 日時:2017年1月26日(木)13時~16時30分
- プログラム(予定)
- 13:00 あいさつ
- 13:10 追悼の時間
- 13:20 基調講演
- 河東田博さん
(入所施設勤務を経てスウェーデンで脱施設化等について研究、浦和大学特任教授、前・立教大学教授)
- 大熊由紀子さん
(県社会福祉審議会委員、国際医療福祉大大学院教授)
- 14:30 ~休憩~
- 14:45 参加者アピール(障害当事者、家族、支援者、研究者等)
- 16:10 アピールの採択
- 16:15 クロージング
- 16:45 (集会後)代表団による県要請行動
留意事項)内容や時間などが変更される場合があります。
◆場所◆
かながわ県民センターホール
〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 2F
最寄駅:横浜駅西口(徒歩:5分)
◆呼びかけ人(五十音順・敬称略)◆
浅野史郎(前宮城県知事)、飯田裕幸(一歩の会)、磯部浩司(自立生活センター自立の魂)、大友勝(横浜市精神障害者地域生活支援連合会)、北岡賢剛(全国地域生活支援ネットワーク)、久保厚子(全国手をつなぐ育成会連合会)、栗城シゲ子(くえびこ作業所)、小碇貴子(ひみつきち)、小西勉(ピープルファースト横浜)、佐藤文明(きょうされん神奈川支部)、佐藤雅一郎(ウィルチェアー・パル)、佐瀬睦夫(県央福祉会)、渋谷治巳(REAVA)、清水誠一(全国肢体不自由児者父母の会連合会)、清水龍男(横浜市心身障害者守る会連盟)、鈴木治郎(KILC)、鈴木孝幸(神奈川県視覚障害者福祉協会)、高山和彦(同愛会)、谷口実(横浜市地域作業所連絡会)、戸髙洋充(神奈川県精神障害者地域生活支援団体連合会)、早坂由美子(横浜市障害者地域活動ホーム連絡会)、東川悦子(NPO法人日本脳外傷友の会事務局長)、平下耕三(全国自立生活センター協議会)、平野みどり(DPI日本会議)、星野太志(神奈川頸髄損傷者連絡会)、見形信子(神経筋疾患ネットワーク)、光増昌久(日本グループホーム学会)、室津滋樹(横浜市グループホーム連絡会)、横山晃久(東京都自立生活センター協議会)、依田雍子(神奈川県手をつなぐ育成会)
(1月18日現在)
◆事務局◆
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